product いなばの特産品

アスパラガス

asparagus

アスパラガス

 JA鳥取いなばでアスパラガスの生産が始まったのは、JA鳥取いなば合併前の昭和55年に長野県に視察を行ったのがキッカケとされています。そこで、アスパラガスの栽培方法や鳥取に適した品種等の様々な事を学び、生産を開始しました。当時生産を始めた河原町や智頭町等の地域が産地となり、その後、JAの広域合併などもあり、今では管内全域に栽培が広がり、71戸の農家が約8.7haを栽培する県内最大の産地にまで成長しました。

アスパラガス

 収穫時期は露地栽培では4月から9月までと長く、ハウス栽培では3月から10月までとさらに長い期間収穫することが出来ます。どの時期でもおいしいのですが、旬である4月から7月は特においしいです。基本的に収穫時期の毎日収穫でき、特に夏場には若茎が朝から夕方にかけて10cm以上も伸長するので1日に2回収穫することもできます。この伸長の早さが食感の柔らかさにも通じています。美味しい旬の時期にたくさんの人に食べていただくために、人の目で一番の食べ頃を判断して、人の手で一つずつ手作業で収穫していきます。
 収穫後は鳥取県全域に届けるために、市場に出荷を行い、遠くは大阪等にも出荷を行っています。鳥取県の学校給食にも使われているので、給食を食べるときには味わってみてください。

アスパラガス

 アスパラガスは古くから疲労回復効果の高く、貧血対策に良い食材と知られています。
 まず疲労回復効果の理由は、アスパラガスはアスパラギン酸の名前の由来になる程アスパラギン酸を多く含んでいるからです。このアスパラギン酸には疲労回復、体に悪い毒を排出する利尿作用、化粧品にも使われるほどのスキンケア効果を持っています。
 次に貧血に良い理由は、アスパラガスにはミネラルが豊富で、赤血球増加作用も持つコボルトが他の野菜に比べ物にならないくらい含んでいるからです。
 このようにアスパラガスは旬の時期も相まって夏の疲れた体を回復してくれる夏バテ対策にもってこいの野菜です。